アートナビゲーターになって

一般社団法人美術検定協会の美術検定1級に合格し、アートナビゲーターになりました。

とても嬉しかったのは、記述式問題の解答例として取り上げていただいたことです。

問題は、「あなたはA市の美術館でボランティアをしています。担当学芸員と一緒に鑑賞ボランティア向けの研修プログラムを企画することになりました。この研修には3つのねらい、⑴自分とは異なる見方に気づき、これを受け入れるコミュニケーション力を高める、⑵思考力や論理構成力を高める、⑶言語能力やディスクリプション力を高める、があります。美術館が所蔵するロダン作《カレーの市民》を用いて鑑賞活動の案を考え、その内容を説明してください。」でした。(美術検定のホームページに掲載されていますので、詳しくはそちらをご覧ください。)

「呈示してある3点のねらいを解決する内容で、記述の条件を着実に満たしていれば、図抜けて好企画ではないオーソドックスな内容であっても高評価を与えた。」という、褒められていない(笑)講評でした。とほほ。でも、講評にもあったように、着実な書き振りで評価を得たのかなと思うと、いつも薮田雪子事務所主催のセミナーでやっている練習で力がついたのかな?と思いました。

当日は、数週間前から体調が悪く、「仕事は行くけど試験は諦めよう」と思っていました。でも「受けなければ、絶対受からない。受けるだけでも受けよう」と思い、スッピン、部屋着の上にコートを羽織って受けにいきました。何をしたか全く記憶になく、とにかく受けただけ!という感じでした。

模範解答に掲載してもいいですか?というメールを頂いた時も、「模範解答者が不合格って、笑えないな」と思って、結構落ち込んでいました。合格した時は本当に嬉しかったので、この資格を活かして、これからも、アートの仕事を増やしていきたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

薮田雪子事務所

薮田雪子事務所は、ファシリテーションスキルを全ての人にお届けするために、ファシリテーターの派遣、ファシリテーション講座、講師派遣、ワークショップデザイン、アート鑑賞ワークショプのファシリテーターの派遣、講座を提供しています。

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